地球市民学部 101のコンセプト

「101のコンセプト」とは、変化が激しく、正解のない時代を生き抜くためのモノの見方?考え方です。「世界で最も革新的な大学」と言われる米国ミネルバ大学の必修科目「コンセプト」を参考に、地球市民学部が独自に考案した、思考法と表現法の集大成です。
コンセプトブック表紙授業で使う『コンセプトブック』の表紙
ミネルバ大学を大学教育学の観点から分析した『ミネルバ大学を解剖する』(2024年9月発行、松下佳代編、東信堂)の中で、汎用的能力を育成するミネルバ?モデルを日本の大学で実践している例として、この「101のコンセプト」が紹介されています。
ミネルバ大学を解剖する『ミネルバ大学を解剖する』
(東進堂)
地球市民学部1年次生全員が、「地球市民としての思考と表現」という学部必修授業でこの思考法と表現法を学ぶことができます。そこで身についたスキルは、社会課題の解決に取り組む学部での4年間だけでなく、卒業後も社会人として遭遇する様々なシーンでの課題解決や豊かな人生の羅針盤として役立つものです。

「地球市民としての思考と表現」科目でできること

?? 思考法や表現法を学ぶことで課題を解決できるようになる
?? 様々なモノの見方?考え方を習得し、視野が広がる
??? 少人数のディスカッション形式のクラスなので話し合うことが好きになる
??? 楽しく学びながら、生き抜く知恵が身につく

101のコンセプトを学んだあなたは???

書道や華道、スポーツなどと同じく、思考や表現にも「型」があるということに気がつきます。
101の型を体得することで自分の中の「引き出し」が増え、視野が広がり、課題の解決力が高まります。
変化が激しく、正解のない時代にあって、未来の創り手として活躍することができるようになります。
101コンセプト表紙『コンセプト活用ガイドブック』表紙

101のコンセプトを学んだ学生の声

  • 見える世界が一気に変わる
  • 同じことがらでも、以前と別の観点から考えられるようになった
  • 好奇心がかきたてられた
  • 分析ができるようになったと実感している

コンセプト授業紹介動画



「101のコンセプト」を体験しよう

「101のコンセプト」を学ぶ「地球市民としての思考と表現」(1年生必修授業)は、【事前学習(予習) ー クラスでのディスカッション ー 事後学習(復習)】で構成されます。
あなたも以下の動画や課題例から、「101のコンセプト」学修を体験してみましょう!
なお、以下の講義に対する質問、および講義の課題に取り組まれた方は、地球球市民学部教員からコメントや添削等のフィードバックつきでお返しします(提出期限は特にありません。いつでも結構です)。 ご希望の方は、お気軽に、以下のアドレス宛に添付ファイルで回答を送って、ご自身の、さらなる学習にお役立てください。
josyu-chikyu@seisen-u.ac.jp(地球市民学研究室宛)

「101のコンセプト」学びの体験

その1 事前学習を体験しよう

以下の3つの動画を見て、「#目的」「#バックキャスティング」「#経験則」のコンセプトについて知りましょう。
#目的(10分07秒)

#バックキャスティング(8分36秒)

#経験則(10分18秒)

その2 課題に挑戦、コンセプトを理解しているか確認してみましょう。

1 3つのコンセプトの概要をそれぞれ、あなたの言葉で説明してみましょう。
「#目的」とは?
「#バックキャスティング」とは?
「#経験則」とは?

2 下の文章を読んでください。この文章の内容には、3つのうち、どのコンセプトがいちばんあてはまると思いますか?それはなぜですか?説明してみましょう。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール?169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

出典:外務省 「SDGsとは」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

3 3つのコンセプト(「#目的」「#バックキャスティング」「#経験則」)を、あなた自身の身近な事例に当てはめて説明してみましょう。

(ご参考)
☆総合型選抜(10月第2期)地球市民育成型は、この授業を体験する入試です。
2025年度の詳しい選考方法についてはこちら