鈴木 崇夫 教授
足球彩票(2025年度より総合文化学科)
思想を読み解き、学生が自由に討議します
「どのように生きるべきか」という問題を、主にスピノザ、カント、「ドイツ観念論」の哲学者たちの思索を参考にしながら考えています。氏名 | 鈴木 崇夫 |
フリガナ | スズキ タカオ |
職種 | 教授 |
所属 | 足球彩票(2025年度より総合文化学科) |
取得学位 | 文学修士 |
学位取得大学 | 東北大学 |
最終学歴 | 東北大学大学院博士課程後期(文学研究科 哲学専攻)単位取得満期退学 |
専門分野 | 哲学、倫理学、西洋思想史 |
研究テーマ | ここしばらくの間、「どう生きるべきか」という哲学の基本問題に、幸福と道徳的規範との関係という観点から取り組んできた。その際、研究の中心に据えたのは、スピノザ(17世紀オランダ)とカント(18世紀ドイツ)の思想である。現在では、科学?芸術?宗教の本質と人間にとってのその意味を探求する作業を通じて、上記の問題を考えつづけている。 |
所属学会(役職) 及び受賞歴 | 日本カント協会 東北哲学会 |
主要業績 | 【著書】 ?『生と死の現在――家庭?学校?地域のなかのデス?エデュケーション――』(共著)ナカニシヤ出版 2002年 ?『倫理学の地図』(共著)ナカニシヤ出版 2010年 【論文】 ?「幸福と道徳――acquiescentia in se ipsoについての思索に見られるスピノザ哲学とカント哲学との異同――」(『東北哲学会年報』第23号)2007年 ?「シーシュポスの幸福――人生に価値はないが、人生は生きるに値する――」(『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第15号)2007年 ?"Kants Kritik des Mystizismus und das japanische Selbst"〔カントによる神秘主義批判と日本的自己〕(『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第40号)2019年3月 ?"Glückseligkeit und Moral bei Kant und Spinoza : Der Unterschied im Denken von Kant und Spinoza über die acquiescentia in se ipso” (『清泉女子大学紀要』第67号)2020年1月 ?「現代日本とカントの平和思想」(『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第41号)2020年3月 【翻訳】 ?『医学の歴史』(共訳)東信堂 2014年〔原著:Wolfgang U. Eckart: Geschichte der Medizin〕 ?『ぼくたちの倫理学教室』平凡社新書 平凡社 2016年1月(「訳者解説」と「訳者あとがき」も)〔原著: Ernst Tugendhat et al.: Wie sollen wir handeln? Schülergespr?che über Moral〕 ?『論理哲学入門』(共訳)ちくま学芸文庫 筑摩書房 2016年(「序言」と「訳者あとがき」も)〔原著:Ernst Tugendhat / Ursula Wolf: Logisch-semantische Prop?deutik, Reclam〕 ?『フィヒテ入門講義』(共訳)ちくま学芸文庫 筑摩書房 2021年4月(全体の訳文作成と「訳者あとがき」を担当)〔原著:Wilhelm G. Jacobs: Johann Gottlieb Fichte. Eine Einführung.〕 【口頭発表】 ?Kann ein Spinoza moralisch im Kantischen Sinne sein?(「スピノザ的人間はカント的意味において道徳的でありうるか?」)ミュンヘン大学哲学部冬学期コロキウム Günter Z?ller教授主宰 ミュンヘン大学 2013年 ?Kants Kritik des Mystizismus und das japanische Selbst(「カントによる神秘主義批判と日本的自己」)日独ワークショップ「現代の系譜学」 仙台大学教授小松恵一 オルデンブルク大学教授 Thomas Alkemeyer主宰 仙台大学 2014年 ?Der japanische Diskurs über Hirntod und Organtransplantation(「脳死と臓器移植をめぐる日本の言説」)独日ワークショップ「主体の系譜学」 オルデンブルク大学学術センタ―主催 オルデンブルク大学 2015年 |
社会活動、 文化活動等 | ?招待講演: 「社会正義と個人道徳」中京大学国際教養学部学術講演会 中京大学名古屋キャンパス 2016年 ?学会業務: 東北哲学会事務局幹事 1986年~1991年 ?学会業務: 日本カント協会編集委員 2010年~2012年 |